平成18年地球環境基金助成事業
千羽鶴未来プロジェクトからのお知らせ、活動報告、トピックスを
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10月4日広島市就労支援センターから出荷された千羽鶴が再生紙に。
8月4日に始まったファクトリー構想は、着実に進み始め、14の作業所で始まった千羽鶴の解体は、約2ヶ月で2屯トラックにほぼ一杯。これに昨年8月広島JCが行った広島市民芸術祭で解体された千羽鶴と合わせ、100%広島市の千羽鶴が再生されることになった。
解体現場や、修学旅行生の体験学習、作業所の研修会、市民芸術祭など一連の取材は、千羽鶴の再生工場で一先ず集結。我々の社会実験はこれからが本番。広島の千羽鶴を再生した100%広島産の再生紙は広島で、100%沖縄産の再生紙は今後沖縄で活用されることになる。
溶融された千羽鶴は再生紙に抄紙するため、ラインで抄紙機に送られ、和紙を漉く要領で1分間15mのスピードで抄紙されていく。
水を含んだ原紙は、少しずつ水を絞り乾燥機を通貨して、巻き取られて再生紙に生まれ変わる。しかし、まだこれで終わりで無く、別の工場へ運ばれ、圧力をかけ印刷にもしっかり耐える腰のある再生紙に。最後はそれぞれのサイズにカットされノートや、ボールペンの工場へ直送します。
再生紙を工場任せにするのでは無く、10年間の経験を活かし、より使いやすい再生紙に抄紙し、多くの方に使って頂けるよう製紙メーカーの方々と協議を重ねています。
ファクトリー構想では、ファクトリ-構想に参加している作業所を通じても販売できるよう社会実験を進めています。
広島・沖縄の千羽鶴がどれだけ、それぞれの地域社会の活性化になるかご支援、ご協力下さい。
10月23日(火)早朝、千羽鶴を再生する製紙工場を訪問しました。当日はかなりの雨で、北陸本線は強風のため迂回。撮影クルーは約1時間遅れて到着。
まず、使用目的別に厚さの確認と、折りヅルの風合いの程度を指示。毎年のこととは言え、微妙な調整でいつも苦労をおかけして申し訳ないの一言です。今回はノートの表紙300g、本文70gを中心にボールペン用、封筒の4種類を抄紙。届けた折りヅルは昨年の夏、広島青年会議所主催の広島市民芸術祭で使用した折り鶴と、今年から千羽鶴ファクトリー構想で開催している広島市の折りヅル100%の再生紙が誕生します。
折りヅルは、少しずつ確認しながら熟練した職人の手で投入されます。タンクの中を水流でかくはんしながら細かくなりますが、選別したつもりでも溶けにくい千代紙などが残って粉砕に時間が掛かります。
包装紙や千代紙、金銀の折りヅルは溶けにくいので、かなり時間が経ってもそのままの形で残ります。現場でのこういったデータを解体現場にフィードバックして、係わる方々にしっかり、仕分けして頂くようお願いしています。
機械化はされていますが、手漉き和紙と同じ工程ラインになっているので、抄紙された後、しっかり圧力をかけて水を抜かないとフワッとした紙になるようです。
この作業は、丸二日続けられます。来年1月に、残りの再生紙を抄紙します。そして2月以降、いよいよ洋紙工場でも新しい再生紙が抄紙される予定です。
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千羽鶴未来プロジェクトのお知らせ
2023/05/19 Fri
2023.05.19 広島で開催されるG7 Hiroshima Summt に 2016年のG7外相会議に続いて採用されました。とても光栄なことです。
千羽鶴未来プロジェクトの基本方針
「千羽鶴未来プロジェクト」は、千羽鶴の再生を通して世界の子どもたちと共に平和について学びます。
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千羽鶴未来プロジェクトの主な活動
2024/10/23 Wed
10月23日(水)から一週間、三越広島店1F イベント広場で「秋のおひさまマルシェ」を開催します。初日の午前中おりづる大使のSTU48兵頭葵さんが、会場でMCとしてお手伝いいただきました。
再生活動以外の主な活動
2024/08/06 Tue
オバマ大統領来広日に取材を受けた中日新聞記者の方から、8年ぶりに取材を受けました。こちらをクリック↓東京新聞の記事から
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