各作業所で焼いたクッキーを持ち寄ってまずは試食会

千羽鶴ファクトリー構想に参加し、千羽鶴を解体して頂いている作業所は、千羽鶴再生紙で作ったケーキボックスを利用する事が出来ます。
　と言ったもののクッキーが美味いのが条件。その美味しいクッキーを焼くために当プロジェクトはクッキー教室を開催することになりました。
集まって頂いたのは7作業所12名の指導員の方々。クッキーを焼く腕に自信はあるものの、より美味しく焼くコツを学びに集合して頂きました。

材料はキッチリ計りましょう

殆どの作業所がバタークッキーを焼いていることから、第1回目は美味しいバタークッキー基本の焼き方を勉強しました。

手順を確認しながら体験中です

バタークッキーの作り方手順をしっかりマスターします。ぱさつかず、しっとりとして壊れないクッキーを目指します。

出来上がりを試食しながら質問タイム

形はともあれ、焼き上がったクッキーを試食しながら、質問タイムに。参加者は、色々な質問で多くの事に気付きながら、美味しいクッキー作りを目指して何とか頑張れそうと満足な時間でした。

千羽鶴再生紙で作ったHIROSHIMA COOKIES

NPO千羽鶴未来プロジェクトは、広島市平和公園に集まる年間約10トンの千羽鶴を、地域の活性化になればと、千羽鶴ファクトリー構想を開始しました。ファクトリー構想とは、千羽鶴を解体し、仕分ける事を障がい者作業所が参加して共同で行い、千羽鶴再生紙の原料として使用します。参加した作業所は千羽鶴再生紙で作られる殆どのグッズを扱うことが出来ます。その一例として再生紙で作るクッキーボックスを使用するための、美味しいクッキーを焼くクッキー教室を開催しました。

エンリケ坂井さんを囲むフラメンコダンサーの皆さん

千羽鶴未来プロジェクトにイラストを提供して頂いている南有田秋徳さんの絵画展を後援しています。南有田さんのイラストは「平和のしおり」「平和公園五景」「みやじましおり」に使われています。その南有田さんが好きな音楽がスペインのフラメンコ。それもエンリケ坂井さんの歌とギター、佐藤祐子さんの踊りの魅力に惹かれ、「南有田個展」に毎年お呼びしていることに今年はライブを開催しました。
　ライブには地元でフラメンコを勉強し、多くのライブに参加経験のある方々や、フラメンコ教室を主宰している方を中心に開催しました。

階段の手すり、オブジェのように

千羽鶴ファクトリー構想には広島市周辺から14の作業所が参加宣言をしました。その中から「はぐくみの里」東区から届いた写真をご紹介します。
広島市平和推進課から運ばれてきた千羽鶴は10袋。1袋には約20束の千羽鶴が、今回は合計200束を解体します。

こんな千羽鶴も

ここにも

スタッフでまずは分別体験しました

まずは、民生委員さんと利用者さんが解体体験をしました。再生できない金銀の折り鶴、色の濃い折り鶴、チラシや包装紙で折られた折り鶴、ヒモ、テグス、プラスティック類などを分別体験します。
ファクトリー構想の目的の一つに、サポーターの方々と一緒にと言うキーワードが有ります。結構楽しい作業です。ご一緒しませんか・・・
はぐくみの里　電話番号は　082-289-6088　松本まで

店内のpop

千羽鶴未来プロジェクトでは千羽鶴再生紙で、色々なグッズを作るときに出る端材の紙を利用して、メモや領収書、折り紙などのサンプルを作っています。今回ご紹介するのは千羽鶴ファクトリー構想に参加して頂いている上安作業所から再生紙の端材を使った箸袋、POPカードに利用している報告です。それぞれの想いが形になるって良いですね。

箸袋に

美味しそうなカレーにも