沖縄プロジェクトでは、沖縄平和祈念館だけでなく、いよいよ「ひめゆりの塔」の千羽鶴も再生されることなり、2011.9.6(火)社会福祉法人てだこ学園の方々に引渡が始まりました。永年「ひめゆりの塔」の千羽鶴は焼却処分されていましたが、再生されノートやボールペンなどに再生されることになります。
今後、週に1〜2回の回収が予定され、てだこ学園に保管されます。平和祈念資料館の千羽鶴といっしょにされ、沖縄のボランティアの方々の手により解体され再生紙の原料となります。

千羽鶴を再生紙にするのは、すでに当プロジェクトで、10年間の実績がありその間ノートやボールペンを創ってきた。今回は再生紙そのものを POP ART の素材として使用し、まず手掛けたのは「世界遺産 原爆ドーム」。続いて広島の歴史建造物をシリーズ化しようと企画中。
販売は平和公園の2つのショップと、当サイトのショッピングページ。
価格は500円、製作時間は15分〜30分。是非一度チャレンジしてみては。

広島青年会議所「JC」は、広島市に千羽鶴の活用方法の一つとして、広島市民芸術祭2011のイベントとして、千羽鶴を解体しながら色分けし、デザインした原爆ドームのイラストを拡大し貼り付けていく作業を、ボランティア市民と共に仕上げていった。

8月7日日曜日午後1時に五日市にある広島なぎさ中・高等学校の体育館をお借りして、解体作業と同時に作品の制作を同時に進行させ、午後4時30分に終了した。
受付　12:30〜
開会　13:00〜
解体と制作　13:20〜
終了　16:30

会場はグループに分かれ、解体が始まった。今回はアート製作に必要な折り鶴を全て色分けしながらの作業のため、チームワークが大事なポイントになった

製作現場では、自分の担当パーツが作品のどの部分か分からないまま進んでいくチームもあり、最後にそれぞれの作品が集められると、大きな完成が上がった。全員で記念写真を撮り無事終了することが出来たようだ

この作品は、8月27日土曜日、平和公園に展示され市民芸術祭のイベントの一つになる。展示が終わった作品は、折り鶴が外され再生資源として活用する予定。再生にはNO千羽鶴未来プロジェクトの手で、再生紙に抄紙され再生グッズとして生まれ変わる予定だ。