己斐小学校・福岡「大川市福祉会」・よこがわ作業所の共同作業中

12月12日(水)13:00〜15:00
西区横川の広島市就労支援センターで、千羽鶴の解体をしました。参加したのは己斐小学校の生徒、先生。福岡県大川市福祉会のメンバー15名は、初めての千羽鶴解体を体験学習した。出迎えたのは「よこがわ作業所」のメンバー10名。何れも障害の程度は違うものの、一緒に作業できるところが千羽鶴ファクトリー構想の良いところでもある。

解体作業の様子

広島市東区温品町の社会福祉方針「はぐくみの里」に、温品小学校6年生40名が千羽鶴解体作業を体験した。始まりの挨拶と進行は当作業所を利用者の代表者が選ばれた。引き続きテーブルの上に置かれた千羽鶴について意見の交換を行い、循環型環境問題、国際平和について学び全員で解体作業を開始した。終了3分前に千羽鶴再生紙のカードが配られると、今日の感想を記入してクラスの代表が終わりの挨拶をして終了した。

解体作業は6つのグループで行われた

紺の制服は温品小学校6年生。グリーンの作業服は当施設の利用者。各テーブル1名が加わり解体作業のリーダーシップをとってみせた。

千羽鶴で平和教育をする事務局長

千羽鶴が平和公園に集まる理由は・・

千羽鶴を解体するのはなぜ・・

今日、はぐくみの里で千羽鶴を解体するには、理由が有ります。一つは、どうして広島の平和公園にこれだけの千羽鶴が集まるのか　二つ目は千羽鶴を解体してどうするのか　三つ目は千羽鶴はこのままにして置くとゴミです。環境問題として考えます　四つ目は、障がい者の人と一緒に作業を行います。

奥縄から今日到着した千羽鶴。

沖縄「ひめゆりの塔」「平和祈念館」に集まった千羽鶴は、沖縄プロジェクトにより解体仕分けされ、沖縄製紙原料直納商工組合の協力でプレス加工され、沖縄第一港運の協力で広島に運ばれてきました。この千羽鶴は広島千羽鶴ファクトリー構想に参加する作業所で、解体仕分けされた千羽鶴と一緒に、来年1月再生紙に生まれ変わります。ご協力頂きました皆様ありがとうございます。(本田春荘商店にて)