平成18年地球環境基金助成事業
2005年9月18日、現在国連の暫定統治下にあるセルビア モンテネグロのコソボ自治州から日本の特定非営利活動法人ADRA(アドラ・ジャパン) の学校交流事業で来日中のノンダブルカ校の生徒さん達引率の先生に会うことができました。
また二年前のセルビア軍の攻撃により大やけどを負ったものの「ベシアナちゃんを助ける会」の尽力で現在東京で治療中のベシアナちゃんにお会いして千羽鶴再生ノートをさしあげる事ができました。大変貴重なチャンスをくださったADRAJapanの橋本さんにお礼を申し上げます。
さらに、これを機会にノンダブルカ 校の生徒さんをはじめとしてコソボや他の地域のもっと多くの子供たちに千羽鶴ノートを送れるような体制を整えていきたいと思いました。その為にも、私たちは コソボで一体なにが起き、そしていまそこで人々がどのように生きているのかをまず知ろうとする努力が必要だとあらためて実感しました。
千羽鶴ノート はささやかな物ですが、「知ること」のきっかけになればと思います。
2005年8月12日から8月19日まで、広島市の被爆建造物である旧日銀広島支店で世界子供の平和像(通称:せこへい)美術館が開催されました。陶芸粘土でつくった世界地図、ステンドカラーで描かれた平和のシンボル、バングラデッシュ出身の画家のイクバルさんの絵など、平和をテーマにしたたくさんの作品がよせられました。会場の中央には建築用のパイプで構築された巨大な折り鶴が配置され、さまざまな平和イベントで使われた千羽鶴に彩られていました。日本全国から約30万羽の折り鶴がゴミになるのをまぬがれて会場に届きました。この後、再生紙ノートやボールペンに姿を変えてもう一度ヒロシマからはばたきます。鶴を送ってくださった方々のノート購入および活動資金御援助ありがとうございました。
千羽鶴再生紙プロジェクト、また海外の戦争復興途上国の子供たちへ千羽鶴ノートを送り届けるには多大な費用がかかります。また、年間何十トンにもなる鶴を捨ててしまうのはノーベル平和賞を受賞されたワンガリ マータイさんの言葉どおり、実にMOTTAINAI事です。鶴にこめられた平和の祈りとメッセージをより広く世界に届けるため、是非ともご協力をお願いいたします。千羽鶴未来プロジェクトは以下の援助で成り立っています。
全国高等学校総合文化祭 放送部門の全国大会に出場した安田女子高等学校放送部 桃谷さんより報告が届きました。
アナウンス部門で出場した桃谷さんは、千羽鶴未来プロジェクトの作業について発表してくれました。
こんにちは。
去年から、「千羽鶴未来プロジェクト」について、色々と教えて頂いておりました、安田女子高校放送部の桃谷かおりです。
長い間お返事をすることができず、大変申し訳ありませんでした。
さて、去年の秋に出場が決まりました、全国高等学校総合文化祭 放送部門の全国大会のことについて、ご報告申し上げます。
今年の全国大会は、7月30〜31日に、青森県三沢市の三沢市公会堂にて行われました。放送部門のテーマは、「とどけようふるさとの風、咲かせよう夢の花」でした。私は7月30日にアナウンス部門で出場し、千羽鶴未来プロジェクトの作業について発表しました。
結果、入賞することはできませんでしたが、全国各地から集まった大勢の高校生にこの取り組みについて伝えられたということを、本当に嬉しく思っております。審査員の先生方からの講評でも、内容が良く伝わったとのコメントを頂くことができました。これも、イングリング様とのメールのやりとりの中で、様々な細かいことを教えていただいたからこそ、できたことだと思います。
この度は、本当にありがとうございました。
以前のメールで言っておりました、私の原稿のことですが、ワード形式の原稿を添付しております。もし宜しければ御覧になって下さい。原稿の千羽鶴の数などは、正式な数が分からなかったので、だいたいの紙の重さを平均して数字を出しました。又、写真のことですが、フラッシュ撮影が禁止されていたため、写真は撮影することができませんでした。原稿のみになってしまい、大変申し訳ありません。
それでは、失礼致します。
今回は本当にありがとうございました!!
安田女子高等学校放送部 桃谷かおり
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千羽鶴未来プロジェクトのお知らせ
2023/05/19 Fri
2023.05.19 広島で開催されるG7 Hiroshima Summt に 2016年のG7外相会議に続いて採用されました。とても光栄なことです。
千羽鶴未来プロジェクトの基本方針
「千羽鶴未来プロジェクト」は、千羽鶴の再生を通して世界の子どもたちと共に平和について学びます。
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千羽鶴未来プロジェクトの主な活動
2024/10/23 Wed
10月23日(水)から一週間、三越広島店1F イベント広場で「秋のおひさまマルシェ」を開催します。初日の午前中おりづる大使のSTU48兵頭葵さんが、会場でMCとしてお手伝いいただきました。
千羽鶴再生活動以外の主な活動
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千羽鶴未来プロジェクトは、千羽鶴再生ノートの販売と、会員による年会費で運営されています。