平成18年地球環境基金助成事業
しおりをセットする作業現場からリポートが届きました。
作業は前回と同じ自閉症の仲間がやっています。
他の仲間は力加減が難しかったり、折り曲げそうになるらしく断念したようです。
絵の雰囲気が似ているためか、ドームが一番前というのが意外と難しかったり、絵によっては判別が難しかったようですが、
箱を色分けして、そこにしおりを入れることで、色順で順番にとれるようになったようです。
ミスがないように5枚一組にしたものを区画された箱に入れていき、いっぱいになったら職員がチェックして封入しています。
最初は苦戦も見られたようですが、今は手慣れたもので箱がいっぱいになると早くチェックをしろと職員に催促しています。
現場では、こんなふうに作業をしているんです。みんなに知って頂く良い機会です。[ きつつき作業所 ]
今年2月に広島市長と1回目の会談をしました。このときはNPOの活動についてお話しを申し上げ、我々のビジョンが地域の活性化に千羽鶴を有効利用するための社会実験をしたいと伝えました。
今回はその社会実験の準備が整ったことを伝え、行政としても本腰を入れて協力支援して欲しいとお願いをしました。
同席して頂いたのは広島市立大学事務局長と、DOUCHU LAMPの制作に最初から係わって頂いた若山裕昭教授です。正式に市立大学の大学ブランドとしてノミネートされたDOCHU LAMPを市立大学から松井市長にプレゼントされ、市長からも「積極的にPRせにゃいけん」と応援していただくことになり、銅蟲の出来映えと千羽鶴再生紙の組合せに納得のようす。これに使用した千羽鶴再生和紙は、昨年8月に広島JCが主催した広島市民芸術祭のもの。
広島市からは市民局平和推進部谷川部長、石田課長にはお忙しい中同席を頂きました。
同時に千羽鶴の再生紙で作ったパッケージに「きつつき作業所」が焼いたクッキーの入った[ HIROSHIMA COOKIE ]もお土産に。「なかなか良いじゃないですか・・」と、思わず笑顔の松井市長。クッキーを食べた後はパッケージが、ポケットテッシュケースになることにも関心をして受け取って頂きました。
特に、作業所ファクトリー構想について納得して頂き、作業所の新しいビジネスになることに共感頂き、社会実験を通じて行政支援がどこまで進むかが今後の課題ではあるが、障がい者を取り巻く環境と、そこで働く方々の支援になれば我々の意図するところである。
我々は、今後千羽鶴を使った地域の活性化に向けて本格的に活動し、報告をして行きたいと考えています。
市長にプレゼントされたHIROSHIMA COOKIE は、千羽鶴再生紙で作られたパッケージに作業所が心を込めて焼いたクッキーが入っている。販売間近の作業所一押しのクッキーだ。「提供はきつつき作業所」
このパッケージ実は、クッキーを食べた後、蓋の切り込みを明けるとポケットティッシュのケースになるんです。
6月12日(火)南区東雲の本田春荘商店を訪問し、我々が解体分別した千羽鶴の回収、プレス、一時保管、輸送などについて話し合い、今後千羽鶴の再生に向け、お互いに協力できる方法を協議しました。
その結果、広島市から受け取った千羽鶴を地域の活性化に向けての社会実験の準備が整ったことになります。
広島市から受け取った千羽鶴は、広島市内の障がい者施設、特別支援学校、広島市就労支援センター、プロジェクトサポーターにより、(解体・分別)され、古紙業者により(回収・プレス・保管・輸送)再生紙メーカーに届けられます。
再生紙メーカーは、色々な種類の紙に再生します。再生された紙はノート、ボールペン、名刺、封筒、カレンダー、POP ART など色々な再生グッズに生まれ変わります。
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千羽鶴未来プロジェクトのお知らせ
2023/05/19 Fri
2023.05.19 広島で開催されるG7 Hiroshima Summt に 2016年のG7外相会議に続いて採用されました。とても光栄なことです。
千羽鶴未来プロジェクトの基本方針
「千羽鶴未来プロジェクト」は、千羽鶴の再生を通して世界の子どもたちと共に平和について学びます。
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千羽鶴未来プロジェクトの主な活動
2024/10/23 Wed
10月23日(水)から一週間、三越広島店1F イベント広場で「秋のおひさまマルシェ」を開催します。初日の午前中おりづる大使のSTU48兵頭葵さんが、会場でMCとしてお手伝いいただきました。
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